キャラ設定

(妄想が実体化する狂った世界で)普通に高校生活を送っていた主人公。

ある日、危険思想の人間が送られる隔離病棟の人間を皆殺しにして脱走する奴が現れる。

その為に自宅待機になっていたところ、インターホンが鳴る。

ドアを開けるとそこには小さい謎の存在がいた。

そして元凶を倒すため出かける

登場人物

遠藤誓(えんどう せい)

高校2年。勉強は別にそこまで好きではないが必要だとは思っている。割と肝が据わっている。

エスツェット

謎に包まれた妄想の存在。に似ている。ツインテール。主人公をヒューと呼ぶ

楔 透輝(くさび とうき)

措置入院していた隔離病棟から脱走した狂人。妄想を具現化した釘バットを持ち歩いている。自分の深層心理が声として聞こえ、その声の主を神だと信じ、声の通りに動いている狂信者。A(仮)にフィデス(信仰)というあだ名をつけられた。

A(仮)

和菓子と土産物の剣のキーホルダーをこよなく愛する大学院生。望に呼ばれてこの町にやってきた。

雲津祈(くもづ いのり)

誓のクラスメイト。兄貴に妄想のエネルギー源として使われる哀れな女

雲津望(くもづ のぞむ)

黒幕。の兄でA(仮)の大学時代の友人。幼少期に両親と死別し、祖母に育てられたが、大学を卒業し一人暮らしをしている時に祖母が亡くなったため実家に帰った。大学での研究を生かし、妄想を具現化する装置を作り祈の生活を明るくしようとしたが、今の政府を変えるより自分がトップになった方がいいと考えめちゃくちゃに

遠くに返り血たっぷりで釘バットを持つ狂人(透輝)を見かける誓とエスツェット(以下ß)

誓「何だ、あの人は…」

ß「近づいちゃダメ! あの人は精神病院の隔離病棟にいた人を皆殺しにして脱出した人だよ!」

「よく知ってるね」

ß「今朝のニュース読んだんだ」

狂人「よォ、あんたらオレの話してたろ?」

ß「!!」

「は、はい……それがどうしました」

狂人「オレには神の声が聞こえるんだよ。そのせいで隔離病棟にブチ込まれたんだがよ…そん時神が言ったんだ。『この狂人たちを殲滅して、脱出しなさい』と!」

ß「それ妄想じゃ、」

狂人「ああ?なんか言ったか? …まあいい、そんで脱出して、オレは神のいる所を探して回ったんだよ。教会、寺、神社、胡散臭いパワースポット共々…、しかしどこにも神はいなかった!」

「そうですか」

狂人「で、オレは思った。『もしかして、この”神サマ”はオレの脳味噌の中にしか存在しないんじゃねーか』と!」

「! この人マトモそうだ!」

ß「人を皆殺しにする時点でマトモじゃないよ」

狂人「脳味噌自体に神がいる、ってことは…オレは神ってことになるよなァ!?」

「ダメだった」

ß「発想が飛躍してる…」

狂人「サタンの心に地獄があったように、神かどうかもオレの認識次第さ! だからオレは神だ」


透輝が「ニンゲン殺すの飽きたから野球しようぜ」と言ったもののやる人がいないので強制的にクロッケーになる 

「せっかくだしよぉ、野球しねえか?野球、野球……人数、足りねえな……クロッケーにするか。俺はこのバット使うからよ、お前はそいつでもフラミンゴにしろな!」